説明書
- 九品
- 10月13日
- 読了時間: 5分
更新日:10月13日

漫画界隈ではよく
「文字で説明してはいけない」
「絵で説明しなさい」
とよく
聞くじゃないですか
もしかしたら
最近は
当たり前のこと過ぎたり
同じことを言うのが
めんどくさくなってきて
だれも
言わなくなってきてる
かもしれない
これ
今日はその
じゃあ
なんで説明をしちゃ
ダメなのさ!?
という
「なんで?」について
自分の考えを
書いていこうかと思います
こんにちはー
この前
漫画の
取捨選択の話をしたのですが
そのとき
余計な情報を
書かないようにと
ちょっとこの辺を
雑に流したのですが
それの深堀りですね
なんで漫画において
設定の説明を
文字でしてはいけないのか
そもそもの話として
それをやって
打ち切られた漫画の
前例があまりにも多すぎるw
あまり具体例は出したくないのですが
2010年のジャンプトレジャー賞準入選作品!
それが5年の歳月を得て
待望の連載化!
一番自分が意識して
注意しないと
いけないやつですね
それとかも
ちゃんと知ってますよw
(2010年自分は漫画書いてないのに)
(なんで知ってるんだろう?)
逆に
キャラクターの数を減らそう
みたいな意見もありますが
読み切りではそうかもしれませんが
連載ものの場合、
キャラクターの数は
多い漫画の方が成功確率が上がると
思っておいたほうが
良いと考えてます
例を出すと
血界戦線
1人+1人+1人+3人+1人+1匹
ダンジョン飯
4人-1人+1人
ワンピースも
シャンクスの海賊団まで入れると
相当な数になりますよね
1人+1人+1人+海賊団+1人
などなど
ジャンルにも
よるかと思いますが
少年向けバトル漫画という
括りにおいては
大人数は強く
少人数の方がきつい
そういう傾向があるかと思います
おそらく
逆に
一話目のキャラクター数が
2人とかだと良い話だったなぁで
終わっちゃうんじゃないかと
ちらっと映る
キャラクター数が多く
まだ深堀りされていない
キャラクターが複数人いる方が
そのキャラクターのことを
知りたくて
続きを見られる可能性が
高いのかな
そんな気がします
話の邪魔にならないように
違和感なく自然と出すと
高得点
逆に
キャラクターを絞ったほうが
良いのは
読み切り、映画作品、
などの続きが
ないかもしれないもの
もしくは
というか
ここが一番重要なのですが
そもそも
キャラクターを作るのが
得意ではなく
幅広い人にウケそうな
魅力的なキャラクターが
複数人作れないなど
あとはジャンル違いとして
恋愛漫画系は
少ないほうが多いですよね
これは
ふたりの空間とか
ふたりの距離感が
近づいたり遠ざかったり
そういうのが見られるから
でしょうか
ということで
少年漫画系での
ヒット作品の共通点を取り入れ
打ち切り漫画の共通点を避ける
ここまでの
それを整理すると
・設定の説明はできれば避ける
・キャラクターは多め
ということになる
たぶんこれは
語られるまでもない
共通認識だと思うんですよ
でも
これは
最低限抑えておかないと
話にならないですよね
とくに図書館の場合
そしてここからが
今日の本題であり
ここから
しょーもない話をしますw
なぜ
設定を説明しては
いけないのか
「文字で説明せず」
「絵で説明しましょう」
は、よく聞くと思います
でも「なんで?」に関しては
ほとんどの人は
聞いたことないと思う
なぜなら
しょうもないからw
漫画における
設定の説明、
それは
ゲームの操作説明とか
家電の取扱説明書と
同じだから
見る人は見るし、
見ない人は見ない!!w
見る人の中でも
その説明を見ただけで
理解できる人は稀!!
つまり
やってみて覚えろ系
もしくは
すでに
やってる人を見て覚えろ系
それに
限りなく近い
この感覚さえ知っていれば
どういう風に世界観とか
設定を伝えるべきか
なんとなく
見えてきませんか?
読む人に
理解してもらうために
やるのではなく
漫画の説明とは
「私は
説明しました。
説明書入れておきました。
何かあったとしても
それを見なかった
あなたのせいですよね」
という説明w
説明書
それはつまり
責任の所在を
購入者に押し付けるための
アイテム
長々と書くと
くどい見づらいと言われ
書いたところで
商品について
すべては
理解してもらえない存在
でも
こちらは説明しましたという
事実だけを残し
責任の所在を
証明する
そのためだけの存在
それが説明書であり
漫画における設定の説明ですw
思ったより
話がまわりくどくなっちゃったけど
そんな感じですw
すでに人気の出た
2話目以降なら
話は別なんだろうけど
感覚としては
そんな感じですよねw
説明してはいけない理由は
ゲームとか家電の
説明書みたいなもんだから
見る人もいれば
見ない人もいる
見る人の中でも
理解できる人は稀
そこで
理解してくれているという
賭けはしない
理解したという前提で
話をすすめず
話をすすめながら
理解してもらうという感覚を
持たないといけない
て感じで
今日のブログは
そんな感じにしたいと思います!
最近
漫画の方に
重きを置いているからか
ブログの話が
とっちらかっている
気がしますが
すみませんw
漫画における説明は
理解してもらうこと
ではなく
説明しましたよという
証拠づくりと
雰囲気づくりが
主な役割ですよね
理解してもらうべきは
設定ではなく
動機や目的、
カタルシスに関連するもの
のみ
てことで今日は
そんな感じです!w