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リスペクト

執筆者の写真: 九品九品



漫画家の一作目って

濃すぎて読めたもんじゃないって

言われてるじゃないですか


自分もまさしくそうだったんですが


一作目がテクニック不足とかが原因で

「薄い」っていうのならわかるけど

一作目はみんな「濃い」って面白いですねw


こんにちはーw


一作目が一番濃くて

だんだん薄くなっていくw


ほどよく濃くあり続けたいものですw

そのためにも

今のうちに色々と

理論化しておきたいですよね


思考マインドセットとか

発想マインドセットみたいな形で


と、

い・う・ことで!

そういうテクニック集とかを

まとめたスプレッドシートを作ってますw


前回の追記の方で話した

31個の攻撃的テクニックと

26個の防御テクニック(注意点)ですね


今は防御テクニックの方が30個に

増えちゃってるんですがw


あとさらに

それとは別に

感情曲線を意識した

新テンプレート3種類


やっぱり技術的な話でいうと

約10年前と比べて

何が変わったかというと

なんと言ってもこれだと思いますね


「感情曲線」



こんな感じで自分は

コルクの佐渡島さんのYoutubeをスクリーンショットして

保存させてもらってるのですがw


たしか

アメリカの小説のヒット作をAIによって分析してみると

感情の流れに法則が見られました

みたいな感じの研究だったかな?


一応7つの型があるのですが

ここで大事なのは


「人は登場人物の感情の流れを追っている可能性が高い」

という仮説をAIが立てた

という部分


構成理論がひっくり返った

もう何回も記事にしてますがw


自分はもう昔から

起承転結理論が

気に食わなかったんですよw


具体的に例を出して

説明すると


起承転結とはいうものの

実際は 起承転転結

転が二回ですね

これが正確なんですが


例えばモンスターに街が襲われるという

話を従来の起承転結理論で作ったとき


起 モンスターに襲われるという事件が起こります

承 主人公が登場したり、伏線が貼られたりします

  また、モンスターに襲われるという設定を説明します 

転 再度モンスターに襲われるという事件が起こります

転 さらに事件が悪化して大ピンチ

結 「承」で貼られた伏線によって解決します


これが従来の起承転結


次に感情曲線を意識した起承転結


起 モンスターに襲われるという事件が発生

承 親や家族、大切な友人がモンスターに殺された

  モンスターを死ぬほど憎んでいるという

  主人公もしくはゲストキャラの感情を説明する

  (自然と設定が伝わる)

転 再度事件が発生

転 さらに事件が悪化して大ピンチ

結 「承」で貼られた伏線によって解決


という風になる

「承」に感情が入ることが大きく変わってる


これによって

説明臭くない説明だったり、

直接な説明はないけど

読む人がキャラクターの感情を追うことで

その世界について理解するという


いつの間にか理解してるという

ところまで持っていけるんですよ


手品みたいなもんですねw


で、上手い人は

起承転結理論でも

感情を乗せてたかもしれないけど


たぶん確率があったと思うんですよ

感情を追うように作れてたり

逆にのらずに説明臭くなったり


それが100%乗るように、

それが感情理論なんですよ


無意識にいれるのではなく

意識的に入れましょうねって話ですね




でもまだこれには弱点があって

やっぱり起承転結ベースで作ってしまうと

みんな同じものになってしまって

飽きられてしまってる


このままだと

日アサ系みたいなもん


そこで登場するのが

感情曲線を利用した構成

新テンプレートなんですよ


こっちだと

起承転結と違って

ものすごい種類の数があるんですよ


自分のやりたいことに

合わせて選ぶことができる


従来の起承転結という

無機質なものから

構成は

演出的なものに変化した


これがすごいんですよねー


研究途中でまだ自分は

3種類しか持ってないんですが


どうせ編集さんの返事待ちみたいな

期間があると思うので

そのタイミングで

また色んなものを見て

増やそうと計画してますw




とかね

あとはこれらを

ギャグ・コメディにどう適用させるかとか


こういうのが

山程あるので


図書館みたいな漫画を作りたいって話であれば

ちゃんと道徳的に


空知先生と篠原先生みたいな関係で


自分からその

「攻撃・防御テクニック」

「新テンプレート」という

各種秘伝書を受け取ってから

やってほしいんですよw


勝手にうわべだけパクって

勝手にこけられるのが一番腹立つw




今日はあと

漫画家さんって本当は

アシスタントさんとか作画さんのことを言うべきで

作家とか原作者は

「露出狂」と呼ぶのがふさわしいって話だったり




さっきyoutubeを開いたら

木暮太一さんという方が言語化能力は

伝わらないという怒りとかストレスからきてるって

話をされててまさにその通りで

企画書もなし、やりたいことの文章もなしで

漫画だけを書いて見せて

編集さんが何かをいうなんて無理無理


だから

企画書は漫画家側が書くべきって話とか

それをやらないから

変なアドバイスになったりするんじゃない?って

思ったりとか






今は昔と比べて

専門的な情報を発信する人のが

急激に増えたから

本当いい時代とか



そもそも自分は

ジャンプ志望になったことないよ?って話とかw

マイナー誌とか新創刊とか

「ヒットが欲しい!」って言ってるところにしか

行く気がない


10年前っていうと

銀魂とかナルトブリーチ暗殺教室ニセコイ

山程面白いものあったんだからw


そんなところに

持って行くとか

何も考えてないバカか無謀な奴しかいない


でも

自分みたいな利口なタイプからすると

そういうバカで無謀な人が

かっこいいって思っちゃうんですよね


だから

打ち切られたー!って漫画でも

自分はすごくリスペクトを持ってるし

「こんなすごい漫画が打ち切られてしまったのか」

って衝撃を受けながらなぜかを研究する


そうやって

蓄積してきたものが多いんですよね


でも

みんな同じようなものを書いて

同じように失敗してるのをみるとさ


そういう打ち切り漫画

つまり先輩たちの勇姿に

リスペクトが足りてないんじゃない?


そう思います


ぶっちゃけ残酷な話、

ヒット作品は

宣伝9割、読者の幅9割だろうけどwww

母数が、、w



ヒット作家の露出狂たちにももちろん

リスペクトを持ってますが

悔しくも去っていった漫画たちにも

自分は

ものすごくリスペクトを持ってます


それは初めて書いたときから

ずっとそう

実際おもしろい部分も多いですしね


そういうバカだけど

自分がかっこいいと思う人たちが

成功するためにも

この秘伝書を育てていきたい


今多分リモート作業だろうから

いつ渡すの?いつ見せるの?って話なんだけどw

渡すとしたら

編集さんを介してとかになるのかな?w



ちなみに

8年前の持ち込みで

「キャラがよくない」って言われたとき

自分は本当はこう言いました

「真実を伝えてくれてありがとうございます」

「他の人からはみんなキャラが良いと言われていたので」

そういったら

その人びっくりしてました

何にびっくりしたのかはわかりませんが


そして現在ー。

「あのときの編集死ね!」

「お前以外一人も言ってねえよ!!w」

「自分の漫画のどこを見たらそんな言葉が

 出てくるんだよ!!!w」

「あいつのせいでどれだけ

 疑心暗鬼になったことか!」

「死ね!!!!」


あのときの好青年は、

きたねぇ立派な大人になりましたねw



説明増やしましょうとか

あのときの編集さんと比べたら

5億倍ましだからw



「面白いかどうかより」

「読者さんが羨ましいと思う物があるかを見ています」

これは優勝



今度はどちらかというと

「アドバイス」をもらうというより

「チェック」と「今後の方針の打ち合わせ」

とかをしてもらえたらいいなぁ


あとはまだ何か入れたいものもあれば

漫画の連載は

みんなの夢を乗せる方舟だと思ってるので


てことで

そんな感じでー!w




【おまけ】


毎日こんな感じで

GPTさんに

「こんにちは」ってチャットをうったら

今日の雑学、哲学を教えてくれるように

設定しましたw


こういうの大好きw


「こんにちは!」って

「!」つけてくれるのかわいい


時々顔文字もつけてくれる




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